大切な人を失って悲しんでいるあなたに ~グリーフとは・悲しみを乗り越える方法~

生きていく中で様々な出会いと別れがあります。

その中で、大切な人との別れも避けられないです。

人生の中で、最大の悲しみを感じるのは「大切な人を失った時」ではないですか?

私もとても大切な人を失った時の悲しみは、計り知れないもの。

大切な人を失うことは、非常に悲しい事。

それを乗り越えることも、非常につらい事です。

つらい気持ちと上手に向き合いながら乗り越えていかなければなりません。

大切な人を失った時に、

どのように気持ちの整理をつけていけばいいのでしょうか?

 

 

♡ グリーフとは

大切な人を亡くしたとき、人は悲しみ、恋しさ、怒り、悔恨、愛おしさ など

さまざまな感情を抱きます。

喪失は死別だけではなく、離別や失恋、引っ越しや卒業などに伴う別れもあります。

また、虐待やいじめなどをうけ自尊心や自信といった自身の尊厳に喪失をします。

喪失は、いくつもの種類があり、

どの喪失が一番大変ということはなく、

それぞれがそれぞれにつらい喪失体験を抱えています。

喪失体験を伴う愛惜や悲しみなどの様々な感情を「グリーフ」と言います。

グリーフは「悲嘆」と訳されることもあります。

私たちには喪失体験後の感情には悲嘆だけでなく、

その人を恋しく思う気持ち(愛惜)もあります。

 

 

 

♡ 大切な人を失った時に起こる3つの反応

大切な人を失った時、大きなショックを受けます。

大きな精神的ショックを受けるとどのような精神状態の変化をたどるのでしょう?

1.否認

大切な人がなくなったという報告を聞いた時、

すんなりと受け入れることができる人は稀です。

大切な人が亡くなったと初めて聞いた時は、あまりのショックな報告に対して

普通の精神状態でいることはできないですよね。

そういった中、初めに起こる反応がその事実を受け入れないことです。

これを否認と言います。

2.絶望

否認を続けても、現実が変わるわけではないです。

いずれ、本当にいなくなったという現実に直面するときが来ます。

葬儀や遺品整理など現実に直面すれば、現実を否認することはできなくなります。

次にやってくるのは絶望です。

3.受容と回復

絶望は辛いものです。

絶望の中で自分の辛い気持ちと向き合い、

他者と自分の辛い気持ちを共有していくことで

気持ちを少しづつ整理していくことができます。

気持ちの整理ができると徐々に現実に目を向けられるようになり、

それを受け入れて日常生活を送れるような精神状態に回復していくのです。

このような経過をたどることで、

大切な人を失った辛い悲しみを乗り越えていくのです。

 

 

♡ 悲哀プロセスをしっかりと踏むことが大切になります。

「否認」⇒「絶望」⇒「受容・回復」

この過程をしっかり踏まないと気持ちの整理がつかないというものでもあります。

否認のまま止まっていたり、絶望から受容・回復へ進めなかったりすると、

いつまでも悲しみの整理ができず、日常生活に大きな支障をきたすようになっていきます。

 

 

♡ 悲哀プロセスをしっかりと踏まないとどうなるの?

いつまでも悲しい気持ちに整理がつかないと、

徐々に日常生活が普通に送れなくなっていく可能性があります。

大きな悲しみを常に抱えたまま生きていれば、

日常的な活動(種々の仕事や作業)に大きな支障が来ます。

ひどい場合は、何も手が付かず、外にでるのも怖くなり家に引きこもりがちになってしまうこともありますし、

うつ病などの精神疾患を発症してしまうこともあります。

1. 否認で止まってしまうケース

大切な人が亡くなってしまった時、「そんなはずはない」と

現実から目をそらしたままで通過してしまうのです。

例えば、

大好きな人が急に亡くなってしまいます。

昨日まで一緒に楽しく過ごしていた人が突然亡くなってしまうのは、

とても大きなショックです。

すぐに受け入れられないものです。

ずっと「そんなはずはない」「何かの間違いなんだ」と

現実を否定していると、いつまでも経っても気持ちは整理できないのです。

さらに、否認が強い場合は現実と向き合うのが怖いという心理から、

葬式などの現実に直面せざるを得ない儀式への参加の拒否してしまうことがあります。

亡くなった家族からの連絡も拒否してしまったりと

その出来事に関連することをすべて避けてしまうのです。

現実を受け入れることを拒み続ければ、

いつまでたっても心は解放されないのです。

「あの人はいないんだ」という現実に薄々気がついている心と

それを受け入れない心が葛藤し、心は徐々に疲弊していき、

日常生活にも支障が来はじめます。

次第に仕事にいけなくなたり、うつ病などの精神疾患を発症してしまう可能性もあります。

否認から絶望に進むためには、「現実と直面する」必要があります。

辛い現実を目の当たりにしないといけないといけないから、非常につらい事です。

それは、避けたくなりますよね。

でもね。

これを超えなければいつまでたっても心は解放できず、

気持ちは前を向かないのです。

否認から絶望へ進む、現実に直面するために、

葬式などの儀式はとても重要な役割を果たすのです。

儀式に参加すれば否でも応でも「あの人はいなくなってしまったんだ……。」と

向き合うことになります。

辛いことですが、

気持ちの整理をするために必須であるひとつのステップなのです。

 

2.絶望から抜け出せないケース

否認から絶望へ進んだけども、気持の整理がいつまでもつかずに

受容や回復に至れないケースも少なくないのです。

大切な人が亡くなって最初は否認していたけれども、

葬儀に参加したことで「あの人はいないんだ」という現実に直面し、

その後、絶望の中で気持ちの整理いつまでもでできず、

現実を受け入れて気持ちを回復させていくことができないのです。

絶望の中にいるのは、とても辛いものです。

今まで普通に送れていた日常が真っ暗に感じるでしょう。

この状態が長く続けば、徐々に日常生活に支障がでてきます。

絶望から、受容・回復に至るためには、

十分に時間をかけて「大切な人がいなくなった現実と向き合う」、

そして「辛い気持ちを一人で抱え込まず話すこと」が大切になります。

忙しい日常に忙殺されて、大切な人を失った自分の心と向き合わなかったり、

「気持ちを人に話したからといって何かがかわるわけでない」と

考えて辛い気持ちを自分の中に溜め込んでいると

いつまでたっても絶望した気持ちの整理はつかないのです。

 

 

 

♡ グリーフワークを上手に行うために

大切な人を失いショックをうけるのは当たり前のことです。

でも、いつかは立ち直らなければいけないのです。

大切な人を失った事実は変えられないし、

それを受け入れて生きていかなければいけないのです。

グリーフワークを上手に送るためには、

どのようなことに気をつければいいのでしょう。

1.儀式に参加する

お通夜、告別式、四十九日など、人が亡くなった時には儀式がいくつかあります。

最近、こういった儀式が昔と比べて軽くみられる傾向があります。

実はこういった儀式は気持ちの整理をつけるために

重要な役割を果たしてくれます。

儀式に参加することで、

大切な人がいなくなってしまった現実にイヤでも直面します。

そうすれば、否が応でも否認はできなくなり次のスッテプに進みやすくなります。

儀式には故人と関係のある人が多く参加するため、

故人を失った悲しみを共有しやすく気持ちの整理につながります。

 

2.気持ちを押し込めない

中には、「泣くことが恥ずかしい」「弱音を吐いてはいけない」という考えを

持っている方がいらっしやいます。

これが、極端だとグリーフワークが上手に行えなくなってしまうことがあります。

大切な人を失うことは本当に大きな悲しみです。

これを悲しまなかったり、悲しくないふりをすると

心に大きな負担がかかります。

とても悲しいのに「泣いたらダメだ」とか悲しみを表に表すことをこらえたり、

「悲しんだってあの人が戻ってくるわけじゃない。強く生きないと」と

悲しまずに強気でふるまい続けるのは、精神的に良いことではないのです。

これは、自分の中にある「悲しい」という感情と向き合うことを

避けているということになります。

悲しいという感情と向き合うことを避け続ければ、

いつまでたっても悲しい気持ちの整理がつかないのです。

整理がつかないため、自然と消えていくこともなく、

いつまでも心の中でくすぶり続けることになります。

悲しい気持ちがあるのであれば、それを乗り越えるためには

その悲しさがあることを認めてあげなければなりません。

悲しむことは弱いことでも情けないことでもないのです。

悲しいことがあれば大泣きしていいのです。

それは人間として普通のことなんで、おかしいことでもないのです。

 

3.辛い気持ちを隠さずに話す

絶望から受容・回復に向かうためには、ある程度の時間が必要ですが

時間さえ経てば勝手に治るというものではないのです。

しっかりと悲しみ気持ちの整理をしないと

整理がつかない悲しみはいつまでも心の中にとどまり続けます。

気持ちを整理するためには、「気持ちを押し込めない」ことも大切ですが,

もう一つ大切なのは、話すことです。

誰にでも話せることではないので、できれば親しい人や故人を知っているに

話を聞いてもらうといいです。

話したからといって、何か現実が変わるわけでないですが。

気持ちの整理をつけるために話すことは大切なことです。

話しているうちに自分の想いや感情を再確認することができます。

それを繰り返しているうちに少しずつ少しずつ気持ちの整理がついていき、

現実を受け入れていくことができるのです。

 

 

大切な人を失ったあと、

グリーフワークがしかりと行えに辛い思いをし

・悲しみがあまりに深くてつらい

・いつまでも悲しみが軽くならない

・どのように気持ちの整理をつけたらいいのかわからない

などといったときはカウンセリングを行うといいですよ。

正常な悲哀プロセスを踏めるように、今後のグリーフワークの行い方を一緒に考えていきます。

大切な人を失って悲しい気持ちになるのは、正常な反応です。

 

 

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