前回、吃音の原因についてお話をしました。
では、吃音の症状があればどのようにすればいいか、対処方法をお話ししますね。
◎ 吃音が疑われる幼児期の接し方の注意点
成長が子どもは、著しく「話す」ということも発達途中です。
吃音を指摘して直すのではなく、スムーズに話す能力をより発達させることが大切なんです。
吃音のある子どもは、成長するにともなって、どもってしゃべることに不安を抱くようになるのです。
話し方を自分なりに工夫したり、話さないようにしたりして、
吃音症状を悪化させ、二次的な問題を引き起こすことにつながります。
人前で話すことへの恐怖や嫌悪を取り除くことが大切です。
1. 無理に話し方を治そうとしない
一生懸命話しているときに、「ゆっくり落ち着いて話そう」「もう一回言ってみよう」と
言葉をかけたり、本人が言おうとしている言葉を先に言ってしまうのは、ダメなんです。
(親の期待に応えるためにがんばろうとすると、上手にいかなっかたときに落ち込んだり、
自信喪失につながる恐れがあります。)
大切なのは、「今の話し方で大丈夫だよ」ということを伝えて、
本人に安心感を与えることです。
吃音のままで話をしても、症状が悪化することがないので、
まず、無理に治そうとするのではなく、話すことが好きになるように
温かく見守っていくことが大切です。
2.話の内容に耳を傾ける
まずは、話の内容を最後まできちんと聞いてあげることが大切です。
子どもは、話すことの楽しさや言いたいことが伝わった達成感を覚えることが出来ます。
3.吃音の話題をタブーとしないで話しやすい環境をつくる
本人が吃音について興味を持ったり、知りたがったりした場合は
無理に隠そうとしないで、自分が吃音であること、吃音が悪いことや恥ずかしいことではない等
吃音についての正しい知識を身につけさせることで、話すことへの苦手意識を減らしてあげることが大切です。
まずは、子どもがしゃべることが楽しいという環境づくりが大切ですね。
親子のコミュニケーションは、子どもの安定剤です。
ゆったりとした気持ちで、会話をしましょうね。
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