ついつい
「早くしなさい」
と言ってしまいますよね。
出来れば、言いたくないですよね。
なんで子どもは、早くできないのでしょう?
子どもは、感情のまま生きています。
触ってみたいと思えば触り、
好きなことに没頭します。
嫌なイメージのあるものや興味のないものには、動こうとしません。
また、大人が先回りして
何でも手を貸していると、子どもも頼ってしまい、
自ら動こうとしなくなる傾向があります。
でも、急がない時もあります。
人は、一人では生きていけません。
家族や他の人々と共に暮らしています。
このために、大人は周囲のことを考えて行動することが必要になります。
「はやくしてほしい」その理由を伝えることが大切です。
子どもは、自分が中心の世界にいます。
時には、周囲に自分が合わせていかなければいけないことも教えなればいけません。
「早く」という言葉もそんな時は使わないといけないですね。
そのためにも
子どもに「どうしてその場面では早くしなければなれないのか」という理由をきちんと伝えることが鍵となります。
では、子どもにどう伝えたらいいのでしょうか?
年齢で変わる早くの受け止め方
子どもの年齢別に、どこまでお母さんの早くが理解できるのか、
子どもの気持ちと共に知ることが大切です。
3歳 自己主張が強く、「早く」と言われるだけでは、意地でもやらないことがある
「早く」の意味は、伝わりますが、自己主張が強い時期なので、ただ「早く」と
だけ言われると、意地になってやらないことがあります。
5歳 自尊心はある自ものの、こだわりがあると「早く」が聞けないことがある
自尊心がついていますが好きなことがしたいといった強い気持ちがあると、
「早く」が聞けなくなります。「わかってくれて、うれしいよ」とか「さすが」と
他者の気持ちへの理解や共感を褒めたり、プライドをくすっぐたりしましょう。
7歳 状況も時間も理解できる「早く」に慣れて聞き流すことがある
場の状況は理解できるし、時間の感覚もありますが、「早く」ばかり言われていると、
「いつものこと」「どうせやってくれるだろう」と
思ってしまいます。
小学校に入り、環境が変わる時期でもあり、生き生きと
前向きに生活できているかどうかも、影響してきます。
発達を知って、上手に伝えてくださいね。
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