大人が何気なく投げかけている言葉が、
人格形成、思考パターンに影響を与えることを知っていますか?
子どもにとっては、大人は魔法使いなんです。
まず、自分を振り返ってみましょう。
例えば、あなたが「私はだらしない」という自己イメージを
持っているとしたら、
きっと幼いころから「あなたは、だらしないわね」というような
言葉を投げかられていたことはないでしょうか。
特に親から投げかけられた言葉や口ぐせは、
自己観や人生観の土台になっています。
「どうせ無理」と諦めぐせを身につけている子は、
すぐに「めんどうくさい」といって
ラクをしたがる子も、親の口ぐせの影響を受けているものです。
子どもは、無意識のうちに親の口ぐせをまねるようになります。
親の口ぐせになってる言葉が子どもの心の中に定着している証拠です。
🍀 「口ぐせ」のプラス&マイナススパイラル
・「いい言葉」をかけられ続けていると
親が「大丈夫、なんとかなる」といった親の口ぐせや「がんばらなくちゃ」といった
親の口ぐせを無意識のうちに心の中に取り込みます。
親が前向きの口ぐせを身につけていると、
子どもは人生に対して前向きの姿勢を身につけていきます。
できるだけ前向きの口ぐせをみにつけ、
言葉かけをしましょう。
・「悪い言葉」をかけられ続けていると
「どうせムリ」という親の口ぐせや「もう、ほんとにダメなんだから」という
親の口ぐせを無意識のうちに心の中に取り込みます。
子どもは、人生に対して後ろ向きの姿勢を身につけていきます。
できるだけマイナスの言葉を口にしないことが大切です。
🍀 「口ぐせ」のメカニズム~つい同じ言葉を言ってしまう理由~
口ぐせは、思考のパターンをつくります。
逆に言えば、口ぐせは思考パターンのあらわれも言えます。
1 子どもをコントールしょうとしすぎる
「なんでできないの」「ほんとにダメね」といった親の口ぐせで
「どうせムリ」「きっとダメだよ」が口ぐせの自信なくすぐ諦める子になってしまうのは、よくあります。
この場合、子どもを自分の思うようにコントールしょうとしています。
人それぞれに個性があります、子どもには子どものペースがあります。
2 自分自身の感情をコントールできていない
感情的な親は、好ましくない言葉を投げがちです。
冷静な親なら「どうしたらいいいのだろう。うまくできるかな」と声をかける場面で
感情的な親は「なんでできないの」と叫んでしまいます。
否定的な言葉をぶつける親は、自分自身の感情をコントールできてないのです。
3 自分自身の思考パターンが悪い
悪い口ぐせがあるということは、
好ましくない思考パターンを身につけてしまっているということになります。
すぐにめんどくさがるから、「あー、めんどくさい」と口にしてしまう。
冷静さに欠け、すぐにイライラするから「ほんとうにイライラする」と口にしてしまう。
すぐに諦めるから「もうムリ」「どうせムリ」「もういやだ」と口にしてしまう。
悪い口ぐせの背後には、それを密着好ましくない思考パターンがあります。
🍀 「悪い口ぐせ」を直すための心がけ
少し意識するだけで、言葉は変わりますよ。
心の栄養となるような「いい言葉」をたくさんかけましょう。
・親の思うように動かないということを頭に刻む
子どもは、子どもなりに自分で納得していくものです。
急がすと、子どもは自分の理解の枠組みで物事を吸収することができません。
子育て中の親のほとんどが、「子どもが思い通りにならないとイライラしています。
親がコントールしやすい子、つまり親の言いなりに動く子のほうが
自分がないという意味で、自立が出来ない心配があります。
指示待ち、言われたことだけしことだけしかできない、自分で考えて行動するとのできない
若者が多くなっていることが問題になっていますが、
親が思うようにコントロールできる子は、
自分から動けない子になる恐れがあります。
思いどうりにならないのは、自分がある証拠ですよ。
・悪い口ぐせを意識し、前向きの口ぐせを習慣化する
口ぐせは、無意識のうちに習慣化しているものです。
わざと言っているわけでは、ありません。
うっかり言葉にしているものです。
それを直すには、まずは「自分にはこんな悪い口ぐせがある」ということを意識することです。
それと同時に、良い口ぐせ、前向きな口ぐせを習慣化するのが効果的です。
悪い口ぐせを良い口ぐせに置き換えてしまうのです。
「たいしたことない」「大丈夫、なんとかなるさ」「さあ、もうひと踏ん張りだ」「がんばらなくちゃ」
といった前向きの言葉を状況に応じてつぶやくようにしましょう。
こうしているうちに、自分自身の中で
前向きの口ぐせが習慣化していき、思考パターンも前向きになっていきます。
言葉は、魔法なんです
問い合わせは、こちらに
↓↓↓
コメントを残す