妊娠がわかり、不安を持ちながらワクワクして、
出産にも耐えはじめは、楽しく子育てしていたのに……。
子どもの泣き声が辛くなったり、夜泣きに悩まされたり、
子どもが言うことを聞いてくれなかったり、思うように育児が進まないと
悲しくなったり、イライラしたり、子どもがかわいく思えなかったり、
自分だけががんばっているような気がしたり、
ストレスをたまってしまっていませんか?
できることなら、少しでもストレスを軽減して楽な気持ちで子育てしたいですね。
育児ストレスをためやすい人は特徴があるようです。
💞 育児ストレスをためやすい人の特徴
・ 完璧主義で理想が高い
「子どもをこんなふうに育てたい」「こんなふうに毎日家事をしたい」という
理想が高く、完璧主義すぎる場合、育児ストレスもたまりやすくなります。
家事も育児も完璧にこなそうと思っていませんか?
「子どもがいい子に育つかは自分にかかっている」
「育休中は専業主婦だから家事は自分がこなすべきだ」など
固定観念にとらわれてしまっていることも考えられるのです。
育児だけでなく、家事や仕事も含め「完璧じゃなくていい」と考えてみることが大切です。
子どもがいい子に育つかどうかは、お母さんだけでなく、
お父さんも含めまわりの全ての環境が関係しています
育児はお母さんだけがするべきだと決まっていないのです。
自分のルールで自分を縛りつけないようにしてくださいね。
・ 他人や育児書と比べすぎる
育児書やインターネット上の口コミなどの情報にある子ども像と、
自分の子どもの成長を比較しすぎていませんか?
「うちの子は発達が遅れているのではないか」と不安になったり、
「どうして育児書どうりにいかないのだろう」と
イライラしてしまうこともあると思います。
実際の子どもの成長は子どもによって違うのです。
育児書は参考とする目安で、「うちの子はうちの子でいいんだ」と自信持ってくださいね。
3. ひとりで背負い込みすぎる
「育児は自分がメインでやるもの」と思い、
ひとりで背負い込みすぎると孤独感が強まりストレスがたまってしまいます。
近年は核家族化が進みお母さんが両親などに家のことを頼れなくなっています。
仕事で忙しそうにしているお父さんに頼れず不安になり、
育児の重圧に耐えられなくなってしまうこともあり、
「自分ひとりでがんばっている」「誰も助けてくれない」と
思ってしまうかもしれません。
できる範囲で親や夫に甘えたり、
家族等に頼れない場合は、友人や託児所などの施設に頼ることもいいですね。
4. 仕事をがんばりすぎていた
仕事をとにかくがんばってきたという人は、
仕事と違って達成感が得られにくい育児は徒労感を覚えてしまうかもしれません。
育児だけに追われる日が続くと社会に取り残された気持ちになり、
社会復帰できなくなるかもしれないと不安に思うこともあるかもしれません。
私もそうでしたが、育児からの復帰もスムーズにできましたし、
周りの人たちも復帰してしっかり働いていますよ。
💞 「育児ノイローゼ」と思ったらチエックしてみましょう
□1.ちょっとしたことでイライラする
□2.全部放棄して逃げたいと思っている
□3.全部完璧にこなしたいと思っている
□4.自分だけ頑張っている気がする
□5.何もやる気が起きず、興味もわかない
□6.日中、人と会って会話することがあまりない
□7.子どもをかわいいと思えない
□8.拒食や過食の傾向にある
□9.突然涙が出てくる
□10.寝つきが悪い、熟睡できない
あなたのyesの数はいくつでしたか?
・yesが0個の場合
育児のノイローゼといっても人それぞれ症状は違うし、
子どもの成長に伴って不安が生まれることもあります。
今は症状がなくても、
何か不安なことが起きた時に相談できる人や場所を見つけておくといいですよ。
・yesの数が1~2の場合
環境を変えたり、家事や育児などをひとりで抱えている負担を
減らしたりすることで、ストレスが軽減することがあります。
育児や家事が辛い時は、夫に協力を頼む、実家やファミリーサポートセンター、
家事代行サービス、一時保育などを利用して負担を減らすようにしましょう。
家にこもりがちな場合は、子育てサロンに参加したり、ファミリーサポートセンターを利用して
美容室やショッピングに出かけたり、
友人とランチなどで話す機会を作ってみましょう。
愚痴を言ったり、相談したりできる場所を作るようにし、
日ごろからストレスをためこまないように心がけることが大切です。
・yesが3個以上の場合
要注意です!
育児ノイローゼは自分で自分をコントロールできなくなったり、
子どもや自分を傷つけてしまうなど、
放って置くと重症化してしまうこともあります。
また、大声で怒鳴ることが増えたり、夫婦喧嘩になったりすることで、
子どもが情緒不安定になったり,
産後クライシスや離婚の原因つながるなど二次被害も心配されます。
家族や友人、地域の保健師さんに相談したり、
話をたくさん聞いてもらったりするようにしましょう。
それでも、改善しない場合は、
自己コントロールが効かなくなっている、
不安を抱えて精神的に苦しんでいる場合は、
早い目にカウンセリングなどを受けたりしましょう。
いかがでしたか?
育児のストレスは、誰でもなりうるものです。
少しでも、育児に疲れを感じたら家族とよく話したり、
ストレスを発散することが大切です。
ひとりで辛い思いをしなくてもいいのです。
誰かに助けを求めてくださいね。
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