昨日、子どもが暴言を吐き背景にDVがあったというブログを書かせていただきました。
今日は、親のDVが子どもに与える影響についてお話させていただきます。
DVは、「夫婦間の問題」と思っていませんか?
子どもにとっては、「両親間の暴力の問題」になるのです。無関係でなくて、今も多くの子どもたちが家の中で、日々暴力にさらされながら育っているのです。
一般的に男性から女性に対する暴力もがほとんどですが、もちろん女性から男性のDVもあります。
子どもがいる場合、子どもはDV被害に否応なく巻き込まれます。この暴力の影響は、子どもに及ぶのです。
さて、DVは、一般的に身体的暴力と思われていますが、
表の通り、体の暴力・心の暴力・性的暴力・お金の暴力があります。
心や、人としての尊厳を傷つけることも「暴力」です。
相手を支配しコントロールできるのであれば、身体的暴力は、必要ないのです。
DVの本質は、「支配とコントロール」
例えば、お母さんがお父さん目の前にして「緊張したり、いつもピクピクしている」というのはDVを受けているサインです。
こんな親の姿を見ている子どもは、両親の不均等な力関係を感じとり「暴力を学習」していくのです。
子どもは、身体的暴力の恐怖だけでないです。様々な暴力によって生じる力関係のあり方を学習してしまうのです。
例えば、園・学校で起きるいじめも
いじめの加害児童の背景には、家庭内のDVがあることもあります。
また、思春期になり異性とお付き合いをするようになるとデートDVを起こすこともあります。
明日は、DVが子どもの発達に与える影響を書きます。
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