褒められることと
怒られること
どっちがすきですか?
誰でも、褒められたいですよね。
人や子どもを伸ばそうとしたら褒めるということが重要なカギ🔑になります。
良くなってほしいから、ついつい怒ってしまうということないですか?
人間って怒られたり、否定されると萎縮してしまったり逃げようとしてしまうのです。
ぶたもおだてりゃ木に登るということわざがありますよね。
褒められることは、きもちがいいですよ。
1 子どもや人がいいことをしたらすぐ褒めましょう。
熱が冷めないうちに
脳は、『同時』に起こったことを結びつける性質があるので、良いことをする=褒められること(気持ちがいいこと)が感情に結びつきます。
2 人そのものを褒めましょう
「テストでいい点をとったこと」「契約をとったこと」はあくまで一時的な結果でしかありませんよ。
結果を褒めることは大切ですが「やっぱり頭が良い」「信頼される」といった部分を褒めてあげましょう。
「あなたは、すごいから良い結果がでた」というメッセージを伝えてあげましょう。
3 具体的に褒める
褒められるともっとやりたくなります。
褒められることは、思考回路を強化する効果があります。このときに、具体的な行動を褒めたほうが高い効果が行われると考えられています。
4 失敗した時にこそ褒める
いいことをしたときに褒めるのは簡単です。でも、悪い結果が出たときにこそちゃんと褒められるということは、親やその人の本当の「本当のスキル」です。
人間の本能は成功の記憶より失敗の記憶のほうが強く残る脳の仕組みになっています。
自然界では、危険な場所に近づかない、危険な動物は逃げるというようになっています。
子どもを勉強嫌いや仕事嫌いにするのは簡単です。
「バカだ」と言われて頭が良くなる子はいないいし「無能だ」と言われて仕事ができるようになる人もいません。
その結果「危険な場所に近づかない」=「勉強自体しない」「仕事をしない」ようになっていくのです。
かといって失敗して何も言わない、気にかけないのは無関心になります。
じゃあどうしたらいいの
「視野を広げる」ことが大切です。
- 「失敗」を限定しましょう。「今回は」「今は」という言葉を使い時間枠を限定する
- より大きな視点から褒める。「○○は頭が良い」「○○は優秀」というように視点を今回の結果からその人そのものへ広げていきましょう。同時に未来へ時間枠を広げて褒めましょう。
■反省改善は冷静になってから
失敗した直後には反省はできません。かえって悪循環になります。
反省、改善は本人が落ち着いて冷静になってから行いましょう。人にもよりますが大人なら数時間後~翌日以降、子どもなら数日空けたほうがいいです。
反省も改善もするのは本人ですが親や周りの人ができるのは手伝だったりきっかけをつくることです。
5 プロセスを褒める
結果を褒めるのは、誰にもできます。
しかしプロセスは親や周りにいる人など本人をよく知っている人でしか知らないのです。
だからプロセスを褒めることが大切になるんです。
プロセスを褒めるとは、
例えば、家族がテレビを見ていたけれど勉強をしていた=集中力がある
毎朝6時に起きて勉強をしていた=自己コントロールができる
というように結果とは関係しないところを評価するのです。
結果もプロセスも大切です。
プロセスを評価するためには、エピソードが必要です。傍にいる人しかわからないことです。プロセスを評価し褒めるところを見つけ褒めることが子どもやその人を伸ばすことにつながりますよ。
6 何度でも褒める
褒めることで好き、楽しい感情を結びつけてあげることが大切になります。
ある日突然やる気が出るわけでないですよね。人生の中で何度も何度も繰り返し、行動をすることで褒められる経験を繰り返しています。
褒めるスキルが大切になります。
その人そのものを褒めたり、プロセスを評価してあげることで、誰の目にも分かる結果が出ていなくても褒めることはできます。
褒めるスキルは子ども周りの人だけでなく自分自身に対してもそのまま使えます。
そしてやる気を引き出したり、自信をつけてあげたりしましましょう。
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